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◇ 音楽、画面、日常、最近特別コンバット!&懐かしドラマに関する note です ◇

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コンバット!第38話『老兵は死なない』
060911──38/老兵は死なない/Doughboy/631029/7-S2(035)
原案ージーン・レヴィット&脚色ーバーナード・ショーンフェルド/トム・グリース/エディー・アルバート(フィル)ポール・ブッシュ(ドイツ軍曹)ハンス・グデガスト(ドイツ指揮官)アリダ・ヴァリ(マリー)

エディ・アルバートはその顔立ちのせいか、シリアスな演技をしているのにどことなくユーモラスですね……古くてキツキツな軍服が、また妙に似合ってるし。

それにしてもサンダース軍曹って、頭の具合がおかしくなってしまった人に遭遇しやすい体質なんでしょうか、しかも普段、敵に対してはあんなに注意深く抜かりなく動くのに、こんな時にはヤケにあっさり捕まってしまうんですよね〜。でもって、振り回されたりして(笑)最初のうちは手を焼くし……。

マリー役のアリダ・ヴァリはさすがにかっこいい、ヘンリー少尉なみに顔が汚れていても(笑)キリッとした美人でした。
コンバットはどうしてももう一つ、女優さんに恵まれてないキライがありますが今回はよかったなあ〜。強い眼差しの美人はトシに関係なく素敵ですね。

ドイツ兵のリーダーはポール・ブッシュさんでした(最近ようやく見たら分かるようになってきました)が、そのドイツ兵の中に、一瞬ヴィク・モローによく似た顔が見えた気がしました。もしかしてあの人がヴィク・モローのスタントマンでなおかつロケのスナップ写真を撮っていたアール・パーカーという人なのでは……?
もしそうだったら、妙に嬉しいのですが。
17:31 | コンバット!2 | comments(7) | trackbacks(1)| - |
コンバット!第37話『遠い道(後編)』
060904──37/遠い道(後編)/The Long Way Home 2/631015/5-S2(037)
エドワード・J・ラクソ/テッド・ポスト/リチャード・ベイスハート(シュタイナー大尉)サッシャ・ハーディン(ブルンメル少尉)サイモン・オークランド(エイカーズ軍曹)

やっぱり脱走ものは、面白いですね〜。

いかに敵の裏をかいてまんまと逃げおおせてみせるかが、サンダース軍曹の腕というより、頭の見せ所──電線と自分に向けて銃剣を突き出している歩哨を何度も見比べながら考えている姿はなかなかかっこ良く「ん、これだね。これで行くんだね!」といやが上にも期待が大きくなってしまう……(笑)

ああいう時に頼りになるのはやっぱりカービーですね、いかにも臆病そうに大騒ぎをしながら、気づかれずにしっかり水道をひねる技はお見事!(まあ、閉められてしまいますが……)としか言いようがない──それを思うとやっぱりリトルジョンは不器用ですね、人はいいんだけど……。

それにしても、前編でブロックマイヤー(フレッチャー・フィスト)が出てると思ったのは大きな勘違いだったようです──後編ではそういう顔をした人はまったく見つけられなかったので、前編で穴を掘って逃げようとして失敗した人(ランキン役のグレン・キャノンか?)を見間違えたのでしょう、多分……。何しろ真っ暗だったので、全然誰だか見分けられませんでした。しかし、似てたなあ……(笑)

最初に捕虜になっていたエイカーズ軍曹役がサイモン・オークランドだと、onepukapukaさん(いつも色々とありがとうございます!)に教えていただきましたので、ゲスト&共演者リストに追加しました。

それにしてもシュタイナー大尉の最後のセリフが「マ、マーケットの店員……(ガクッ)」てのは、いかがなものかと……(笑)
まあ、それまでの話の展開からして、瀕死の弱々しい二等兵ゲイツ(ウッドロウ・パーフレイ)に撃たれた事がよっぽどの衝撃だったのではありましょうが、それにしても見ながら「ええ〜」と思わず声が……。

ところで、修理に出していたMacが、今週ようやく(まるまる4週間かかって)戻って来ました。ハードディスクを交換したということなんですが、この三日間様子をみながら使ってみて、作業中に電源が勝手に落ちる現象は全然直っていません……。それにやけにHDDが「ジージー」「ジリジリ」と音が鳴ります。これでは、また修理に出すハメになりそう。OSやアプリケーションをインストールするだけでめんどくさいのに、実に困ったもんです、いやはや〜。

さて録画で見たのですが、先週の『逃亡者』と今週の『ローハイド』で同じ顔を立て続けに目撃しました。最初一瞬、ロバート・スタックかと思いましたが全然別人のエド・ネルソンという俳優でした。あの顔もあまりにもよく見かけた顔だったので、これはきっと『コンバット!』にも出ているに違いないと調べたら、ありました〜。第48話『銃眼/Eyes Of The Hunter』にバージェス役で出演です。多分11月の末か12月はじめあたりに放映される模様です。逃亡者では山田康雄氏が吹替えていました。さて、どんな役なんだろう?……。
01:51 | コンバット!2 | comments(4) | trackbacks(1)| - |
コンバット!第36話『遠い道(前編)』
060828──36/遠い道(前編)/The Long Way Home 1/631008/4-S2(036)
エドワード・J・ラクソ/テッド・ポスト/リチャード・ベイスハート(シュタイナー大尉)アーノルド・メリット(原語では、コール。吹替え版でクラウン)サッシャ・ハーディン(ブルンメル少尉)サイモン・オークランド(エイカーズ軍曹)

今回はお久しぶりの顔ぶれがあれこれ登場。

サッシャ・ハーディンはニセ大佐以来ですか、ほとんど喋らず、常にリチャード・ベイスハートの近くに控えてます。もうちょっと、セリフがあったらいいのに……(笑)
ヒッチコックの『引き裂かれたカーテン』に国境警備隊の役で瞬間的に登場した時にも一言も喋らなかったのを思い出しました。そしてあくまでも姿勢正しくそこにいるという……。

三人の新入兵の最後の生き残りでオフリミット以来に登場のクラウン(原語でもクラウンになっているのだろうか?)はあえなく戦死してしまいましたね。

後ブロックマイヤーもいました。今回の分隊の人数はいつもより多めで、しかも毛糸の帽子をかぶっていたのは、いつもとは違う任務の遂行中だったのかな?……と。

捕虜になったら何が何でも脱走しようとあの手この手を考えるというのは、どうしても大脱走や捕虜収容所の死を連想してしまいますので、前編では取りあえず負けのサンダース軍曹が(拷問がホントに痛そう!)どう巻き返してくれるのか、後編が楽しみです。

サンダース達より前から捕虜になっていた人のリーダー役の俳優の名前が思い出せなくて、非常にもどかしい(笑)です……う〜んんん!
00:46 | コンバット!2 | comments(11) | trackbacks(0)| - |
コンバット!第35話『逃げたやつら』
060821──35/逃げた奴ら/The Walking Wounded/630430/S1-30(018)
脚本&監督ーバート・ケネディ/ゲイリー・メリル(オーガスト大尉)ジェラルディン・ブルックス

サンダース軍曹、また足を負傷してましたね、これで何回めだろう?……この調子だと152話までに数え切れないほどケガしてるでしょうね〜。確かアメリカのサイトで軍曹の負傷記録を見た記憶がありますが、ずらずらずら〜っと長かったような……。

そういえば衛生兵がカーターじゃなく、ドク・ウォルトンでした。本来、第1シーズンのエピソードをひょこっとここらへんに持って来るのには、何か深い理由があるのでしょうか……?

こういうので、前々からいちばん不思議に思っていたのが、カービー主役(?)の『敵前逃亡罪』というエピソードです。確かこれも元々は第1シーズンのエピソードなのに、日本での放映は第2シーズンの大分行った所みたいですね。これだけが目立ってポ〜ンと飛んでいるので「???」と思っていました。
日本の視聴者にカービーがすっかり馴染んで「カービーはそんなことするヤツじゃない!」と思われるようになるまで寝かせておいたのかな(笑)と思ったりしてますが……まさかね〜。

ところでドイツ兵はネコ、アメリカ兵は犬と相性がいいというのがコンバットの定番、なのかな〜と……。
18:51 | コンバット!2 | comments(4) | trackbacks(0)| - |
コンバット!第34話『もう敵ではない』
060807──34/もう敵ではない/The wounded Don't Cry/631022/6-S2(042)
ジェイムス・ランディス/ジェイムス・コーマック/レナード・ニモイ(ニューマン)カール・(ベーム)ボーム(バウワー軍曹)

ドイツ語が話せる補充兵ニューマン役がレナード・ニモイでしたね。バウワー軍曹をやったカール・ボーム(ベーム)という人は、有名な指揮者のカール・ベームの息子であると、imdbに出ていたので、ボームじゃなくてベームが正しいのかも……?(何か、英語読みとドイツ語読みとの違いのようでもありますが)
もの凄く沢山の出演作がありますが、ドイツのドラマや映画が基本的に多いようで、『バークにまかせろ』他ほんの二つ三つしか分かりませんでした。
ドイツの軍医をやってた人、この人こそやたらとよく見る顔なのに名前を知らない俳優の典型かも(笑)──オスカー・ベレッジ・ジュニアというのがこの人なのだろうか……。

ドイツ兵とサンダース軍曹の絡みとしては、先週とは大違いでした。しかも珍しくハッピー・エンドみたいな終わり方、これは意外でした。たまにはこういうエピソードもないとってところでしょうか──でも、SSは大量にお亡くなりになってましたが。

Macはついに修理に行くことに。1週間から10日ぐらいかかるそうで、家には1台しかないので、しばらくコンピュータなしの生活になります──知り合いに原始生活じゃありませんか(笑)と言われましたが、どんな感じになるんだろう……。
18:21 | コンバット!2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
コンバット!第33話『仮面のドイツ兵』
060731──33/仮面のドイツ兵/Masquerade/631001/3-S2(040)
アンソニー・ウィルソン/ジョン・ペイサー/ジェイムス・コバーン(カンガー伍長)ダン・スタッフォード(少尉)

ジェイムス・コバーン(1928.08.31〜2002.11.18)ついに登場でしたね。この時すでに『荒野の七人/1960』に出ているし『大脱走/1963』が同時期なので、コンバットはじまってから最初の一番の大物ゲストってところでしょうか……?

でも、サブタイトルを「ハバハバで墓穴を掘った男」とつけたいぐらい「ハバハバ、ハッバハッバ」と言いっぱなしだったのがちょっと耳にうるさかったというか……(笑)

コンバットはじまって33話、この台詞今までたった一度だけ第一話で、まだ別人28号(失礼!)だったサンダース軍曹が、登場してすぐにドクに靴ブラシを借りる時「ほら、早くしてくれハバ、ハバ!」とか言ってたのを聞いたことがあるだけですからね。
↓このシーンの近辺で

しかも、今回もすでに疑っている時に、やたらとテンションが高いコバーンに対して、何かいやいや「ハバ、……ハバ」と答えてましたが、その言い方がなかなか面白かったな。
第1話と第33話の「ハバハバ」を聞き比べるのもまた楽しかったり……。

分隊のみんなも賭けポーカーをやってる時にあまりにも「ハッバハッバ」を連発するカンガーに何なんだろうな〜みたいな、困惑ぎみのノリの悪さで対応してたように見えてしまいました(笑)

まあ、ここの分隊のみんなは「前線にばかりいるんで、兵隊だってことを忘れてる」方々ばかりらしいので、アメリカの兵隊用語になじんでないのでしょうが(なワケない!)──きっと、捕虜収容所(まあここで脱走計画を練ったり、ポーカーやら何やらで遊んだり、色々する時間がたっぷりありそう……)にでもいないと、流行り言葉なんてしゃべってる場合じゃないのであろうと勝手に推測して面白がっておこうと。

終わりの方の軍曹は、またちょっとだけサバイバル状態でした──だもんで、あの『生きる』を思い出してしまいました。
17:21 | コンバット!2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
コンバット!第32話『戦争嫌い』
060724──32/戦争嫌い/Bridgehead/630924/2-S2(039)
エドワード・J・ラクソ/バーナード・マクヴィティ/ニック・アダムス(一兵卒ミック・ヘラー)ポール・ブッシュ

もの凄く不利な状況で、それでも上からの命令でやらなければならない。犠牲者続発、あまりにも無茶な話。……これって観ているうちに、かの有名な『126,127話/丘は血に染まった』とどこか似ている気がしました。プチ『丘は血に……』というところでしょうか。

152話もあれば、似たタイプの話が何度か出るって事は他にも結構あるだろうな〜と──と言って、あれとあれとという風にすぐ具体的にエピソードタイトルが出るほどくわしくないですが……(笑)

この前はケーリーが2話続けて負傷してましたが、2話続けてリトルジョンがヘマをして、しかも今回はそれが仲間の死に直結してしまったため、ひどく落ち込んでしまいましたね──リトルジョンのああいう姿って初めて見ました。

そして出てきて間もないのに、妙にずうっと最初からいるかのようになじみ過ぎてるカーターが、いきなりキレて「このままでは最後に生き残ってるのは自分だけになる」とヘンリーに食ってかかってたのも印象的です。

いつもコメントをして下さる「謎の兵隊」さんのコンバットのファンサイトの名前が『銃剣を貸せ』なのですが、このタイトルは実に全く秀逸だと思い、いつサンダース軍曹が部下に「銃剣を貸せっ!」という場面に出会えるかと以前から待っていたのですが(笑)サンダース軍曹が人から銃剣を借りるシーンの最初の相手がヘンリー少尉だったのには驚きました。

さすがに「銃剣を貸せっ!」ではなく「銃剣をくれませんか」と言っていたのがよけいに楽しかったです──って、シリアスなエピソードだったのに……。
02:56 | コンバット!2 | comments(2) | trackbacks(0)| - |
コンバット!第31話『また、一人減った』
060717──31/また、一人減った/Bridge At Chalons/630917/1-S2(034)
ボブ&エスター・ミッチェル/テッド・ポスト/リー・マーヴィン(ターク軍曹)

いきなり登場したカーター、あれれと思ったらこの話が第二シーズンの最初のエピソードだったんですね──あ、だからゲストも大物なのか。

サンダースや分隊を何かとヒヨッコ呼ばわりするベテランの強面軍曹というと、『一人だけ帰った』のジェンキンス軍曹(アルバート・サルミ)を思い出しちゃいました──何か、日本語のタイトルもちょっと似てるし(笑)

でもサンダース、今まで鬼軍曹とは呼ばれたことがあっても「おフクロ」っていうのははじめて聞いた気がします。そうか、サンダース軍曹って実は母性的な人だったのかあ〜、なあんてね。

それにしても頑固にもほどがあるでしょターク軍曹──結局、護衛と爆破と全部の仕事を一人で片づけ、しかも助けてもらったサンダース軍曹に対して、どこまでも面と向かってはかたじけない、じゃなくてありがとう(笑)の一言もなく、突っ張り通しで「出てけってんだ!」
で、軍医に「あの野郎はにっくいほど立派な兵隊だ」とか言っちゃって、あんな顔して照れ屋なのかい……!

でもまあそのおかげで、最後の「ぺちゃくちゃうるせえっ!」から始まってどんどん説教が止まらなくなった軍曹と、反省やしょんぼりよりも「軍曹どうしちゃったんだろ……」という困惑顔のみんなのシーンがあったとも言えるワケなんですが(笑)

今回はまったくコメディータッチではなかったのに、最後で一気に印象がコメディーみたいになってました。

「大体お前たちは前線にばっかりいるんで兵隊だって事を忘れてるんだっ」ってのは──舞台にばっかり立ってるんで俳優だってことを忘れてるとか、営業ばっかりしてるんで会社員だってことを忘れてるとか、試合ばっかりやってるんで選手だって事を忘れてるとか、もうほとんど理不尽な怒られ方で凄くおかしい──ヴィクさんはじめ分隊のみんなは、コンバットにばかり出てるんで俳優だってことを忘れてるとか……?!

で、個人的な今回の見所は、何度も振り返りながら説教しっ放しのサンダースと、その前にお節介のリトルジョン、何でも自分がいなきゃおさまらない喧嘩っ早いカービー、珍しく立て続けに負傷したケーリー、特に問題のなかったビリー、初登場のカーターの面々が雁首そろえてボサ〜っと並んで突っ立っていたラストシーン(笑)になってしまったのでした。


16:55 | コンバット!2 | comments(2) | trackbacks(0)| - |
コンバット!第30話『バラの勲章』
060710──30/バラの勲章/Battle Of The Roses/630402/S1-26(027)
リック・ヴォラーツ/サットン・ローリイ/アントワネット・バウワー(ジャニーヌ)

う〜んん、何と言うか……。前回に引き続きどう見ても女の娘に見えないフレンチ・ガール、ジャニーヌさんが登場でした(笑)
顎ががっしりとして顔が長く(ケーリーと並んでほしかった、結構引けを取らない気がします。んん? だからもしかしてケーリーと並ばせなかったのか?)しかも胴が太くてガタイがでかい。眼周りは相変わらず濃ゆ〜い!──親兄弟全部失ってそのショックで記憶喪失になった可哀想なフランスの少女なんだから、もうちょっとキャスティング、どうにかならなかったのかい──と、今さら言ってもしょうがない文句を言っちゃおう。

何だろう、40年ぐらい前のアメリカのTV女優って今いち魅力に欠けるのでしょうか……?

確かにざっと昔を思い出して、文句なくキュートでキレイで可愛くて、とっても魅力的なTVの女優っていうと、サマンサ(エリザベス・モンゴメリー)とルーシー(ルシル・ボール)ぐらいしか思い浮かびません。(そう言えば『可愛い魔女ジニー』っていうのもあったけど、女優の名前も思い出せないし、そもそも子供心にも彼女が大して魅力的に思えなかったという記憶が……)

でもこの二人は人気シリーズで主役をはってるワケですから、魅力的なのは当然というべきか、あれぐらい魅力がないと主役ははれないってことなんですかね(笑)

今回のアントワネット・バウワーという女優さん、ありとあらゆると言っても過言ではないほど、(今までにさんざん例をあげてきた)日本でもお馴染みの数々のドラマにゲスト出演や共演をしているらしいんですが、主役というのはどうも見つけられなかった。

この人に限らず、女性の共演やゲストはそういう人がほとんどなんでしょうね。男性ゲストや共演はかなりの大物がゾロゾロ出てるし、TV俳優だけでなく映画スターもわんさかと(笑)
……ということからだけでも、コンバットはやっぱり男のドラマなのだなと再認識。女優のゲストには相当無頓着っていうかミスキャストなんて全然気にしてないみたいですね。

凄腕のカウンセラーであるところのサンダースも、今回は対応にかなり苦労してました。
それと、最後の軍曹の顔のアップのシーン、映像が何かそこだけ違ってましたね──妙にキラキラして周りがソフトフォーカスみたいで(顔の周りにバラが浮かんでたら完璧だったのに!)──滅多にない曖昧で変な感じの笑い方っていうか……。バラを持った彼女の手を取って(まるで王子様のように)口づけまでしてらっしゃいましたし……(笑)

笑っちゃいかんがけっこう笑える──そう言えば二度目のダンス・シーンもあったし、センティメンタルでロマンティックなサンダースをまたまたちょっとばかり披露したエピソードでした。

それにしても、門の向こう側から彼女を眺めるカービーのふにゃあ〜とニヤけた顔もまたなかなかでした──近石真介さんの声で「カービー、カービー、カービーったらもう!!」って言いたかったなあ〜。
18:28 | コンバット!2 | comments(2) | trackbacks(0)| - |
コンバット!第29話『姿なき狙撃兵』
060703──29/姿なき狙撃兵/The Sniper/630416/S1-28(029)
エドワード・J・ラクソ/テッド・ポスト/フレッチャー・フィスト(ブロックマイヤー)ハンス・グデガスト(ハンス・グラバー)ゲイル・コービー(フランソワ)

今回は、エリック・ブレーデン(ハンス・グデガスト)が重要な役──何しろタイトルロールですから……。
この人を見ていると、まるでコンバット脇役出世物語みたいです(笑)

とりあえず分かっているだけで、まずビリーが負傷した『戦場の名投手』ではクレジットもされていないただのドイツ兵、『洞窟の一人』では、やはりクレジットはされていないが、顔に墨を塗りながら同僚の質問に答えるやっぱりただのドイツ兵、『静かなる闘志』では、何故か椅子にお酒の入ったグラスを三つぐらい載せて片手で持ち上げるという芸を見せていた騒々しい酔っぱらいのドイツ兵……と徐々に徐々に出番が多くなっていき──で、今回。

ようやく休憩とレクリエーションを楽しめるはずだったサンダース達を、いきなり緊張に陥れ、一人一人着実に片づけていく狙撃兵、ハンス・グラバー!
外に出ている時はフランスの民間人の格好をして、あちこちに出没し(不思議なのは、あんな小さい村でどうして彼の正体を人々は知らないのか……?)工場跡の地下の隠れ家に戻るとドイツの軍服にわざわざ着替えながら、黙々と一人食事をする男。人数と弾薬の数を数えながら、にやりともせずに……。でも、ラブシーンつき。

エリック・ブレーデン(1941.04.03)はこの後『老兵は死なない』と『人質の3人』に出て来るらしいので、出番の進化の具合、これからも見過ごせません(笑)

それにしても、いつもながらサンダースやヘンリー達が、どう見ても若く見えない女性を「女の娘」とか「お嬢さん」とか言うのが実に奇妙。
「若くて可愛くていい娘」というより、「年増のあだっぽい女」にしか見えなかった(笑)ので確かめてみたら、ゲイル・コービー(1929.03.19)という女優さんは、ヴィク・モローと同い年──なるほど。

40年ぐらい前の女優さんって、今より老けてたのかも知れないですね……全体的に。今まで出て来た女優さんを見た限りではそんな感じ。
まあ、昔は人間そのものが今よりずっと大人だったんでしょう、きっと。
でも、一つ大きな理由だと思うのは、何かみんな化粧が濃過ぎるのもそれ(老けてる印象)を助長しているに違いない──特に眼周り(笑)

サンダース軍曹は久しぶりにちょっと負傷、またまた最後にはバンソーコーを貼ってらっしゃいました。


17:35 | コンバット!2 | comments(2) | trackbacks(0)| - |