2008.06.06 Friday
080530──116/敵がその中にいる/The Mockingbird/660104/17-S4(117)
原案レヴ・トーマス・A・コンウェイ&脚色エスター&ボブ・ミッチェル/ジョン・ペイサー/ジェレミー・スレート(アッシャー少尉)ジョン・エイガー(ソープ大尉)ハンス・ディフリップ(リヒター大佐)
カービーの親友で頭蓋骨の硬かったマーチ伍長から、2年ちょっとぶりに今度は敵役のアッシャー少尉として登場、ジェレミー・スレート(1926.02.17〜2006.11.19)は何かとっても楽しみに待っていたゲストです──ちょっとゴツゴツしたジャガイモみたいな、どこかスティーヴ・マックィーンに似た輪郭で、もの凄いハンサムとは言えないけれどとってもナイス・ガイな雰囲気のある、見ていて楽しくなるような魅力的な俳優だなあ〜と、キラ星のごときコンバット・ゲストの方々の中でもお気に入り上位の一人だったりするもので……(笑)
どう見ても人がよさそうにしか見えないこの顔で、アメリカのパイロットになりすまして、情報を探りに来たスパイってどんな感じだろ〜と興味津々で見始めたら、けっこうちゃんと悪かった……せっかくヘンリー達が救出に来た、情報部のソープ大尉、ジョン・エイガー(1921.01.31〜2002.04.07)をドサクサにまぎれて背中から撃ってしまうんだから。
レジタンスに潜入する予定だったのが、たまたまフェイクの爆撃によって落下傘で落ちて来る所をヘンリー達に目撃され、しかも情報部の大尉まで一緒であるのを知って急遽、変更したのが結果的には運のツキではありましたが……出来ればサンダースとアッシャーの攻防を見たかったなあ〜、なんて思ったり。後せっかく冒頭で練習してた、出身地や恋人やらの会話をカービーと交わして欲しかった気も──ケーリーに対してやってみたものの、もうすでに疑いを持たれていたので、全然話に乗って来ない状態だったのがいささか残念(笑)でした。
僧院に逃げ込んだ後、ドイツ兵がやって来て祈っている修道士達のマントを乱暴に引っ剥がして行く場面はなかなかのスリルでした。みんなやたらと年寄りだったのにもちょっと驚きましたが。
それにしてもかなり優秀なスパイだったはずにしては、けっこうヘマではありました。真後ろから誰にも邪魔もされず狙ったのに致命傷にはならず、窒息させようとすると今度は邪魔が入り、あの隠し部屋での出たり入ったり起き上がったり寝転がったりの繰り返しは、コメディ・タッチではないのにちょっとドタバタの趣きすらありました。
3日後の大反撃に関する情報の中でも重要だった地図をせしめて、レジスタンスに道案内させてまんまと上手くやったと喜んだのもつかの間、アッシャーは味方に撃たれたのでした──ヘンリーの罠にはまって。
原案レヴ・トーマス・A・コンウェイ&脚色エスター&ボブ・ミッチェル/ジョン・ペイサー/ジェレミー・スレート(アッシャー少尉)ジョン・エイガー(ソープ大尉)ハンス・ディフリップ(リヒター大佐)
カービーの親友で頭蓋骨の硬かったマーチ伍長から、2年ちょっとぶりに今度は敵役のアッシャー少尉として登場、ジェレミー・スレート(1926.02.17〜2006.11.19)は何かとっても楽しみに待っていたゲストです──ちょっとゴツゴツしたジャガイモみたいな、どこかスティーヴ・マックィーンに似た輪郭で、もの凄いハンサムとは言えないけれどとってもナイス・ガイな雰囲気のある、見ていて楽しくなるような魅力的な俳優だなあ〜と、キラ星のごときコンバット・ゲストの方々の中でもお気に入り上位の一人だったりするもので……(笑)
どう見ても人がよさそうにしか見えないこの顔で、アメリカのパイロットになりすまして、情報を探りに来たスパイってどんな感じだろ〜と興味津々で見始めたら、けっこうちゃんと悪かった……せっかくヘンリー達が救出に来た、情報部のソープ大尉、ジョン・エイガー(1921.01.31〜2002.04.07)をドサクサにまぎれて背中から撃ってしまうんだから。
レジタンスに潜入する予定だったのが、たまたまフェイクの爆撃によって落下傘で落ちて来る所をヘンリー達に目撃され、しかも情報部の大尉まで一緒であるのを知って急遽、変更したのが結果的には運のツキではありましたが……出来ればサンダースとアッシャーの攻防を見たかったなあ〜、なんて思ったり。後せっかく冒頭で練習してた、出身地や恋人やらの会話をカービーと交わして欲しかった気も──ケーリーに対してやってみたものの、もうすでに疑いを持たれていたので、全然話に乗って来ない状態だったのがいささか残念(笑)でした。
僧院に逃げ込んだ後、ドイツ兵がやって来て祈っている修道士達のマントを乱暴に引っ剥がして行く場面はなかなかのスリルでした。みんなやたらと年寄りだったのにもちょっと驚きましたが。
それにしてもかなり優秀なスパイだったはずにしては、けっこうヘマではありました。真後ろから誰にも邪魔もされず狙ったのに致命傷にはならず、窒息させようとすると今度は邪魔が入り、あの隠し部屋での出たり入ったり起き上がったり寝転がったりの繰り返しは、コメディ・タッチではないのにちょっとドタバタの趣きすらありました。
3日後の大反撃に関する情報の中でも重要だった地図をせしめて、レジスタンスに道案内させてまんまと上手くやったと喜んだのもつかの間、アッシャーは味方に撃たれたのでした──ヘンリーの罠にはまって。