Mariesh ── Favorites『音楽・ドラマ・映画・コンバット!』

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◇ 音楽、画面、日常、最近特別コンバット!&懐かしドラマに関する note です ◇

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期待している☆ブロードチャーチ〜殺意の町〜
しばらく前に1話だけお試し放送とかで視た『ブロードチャーチ〜殺意の町〜』がかなり面白そうなのである。

デヴィッド・テナントはそんなに多く見てないけれど、随分前から何かピン・ポイント的にひょこっと何度か見かけて妙に覚えている、と言うか記憶のどこかにしっかり引っかかっている、見ていると不思議な感じが湧き起こる珍しい俳優なのだ。

初めて視たのは何年前だったのか、NHK BSでどういう訳か分からないけど、2世代分だけ放映してた『ドクター・フー』で、イギリスでは何十年にも渡って延々と続いている長寿の国民的人気番組だと説明されていた記憶がある。今になって分かったのは、その時最初のドクターだったクリストファー・エクルストンが9代目で──この人もよく知らなかったけれど、最近になって『レジェンド 狂気の美学』なんかで見かけると、あっ、ドクターだった人だと分かるようになって来た(笑)『マイティー・ソー ダーク・ワールド』や『アンコール!』にも出てたって表記されているけれどサッパリ覚えていない……。

で、私には酷使した身体が使い物にならなくなってメタモルフォーゼした?(ように見えたけど、エイリアンであるドクターはそうやって再生するという設定になっていて、それで俳優が次々と代わっていたらしい)のかと当時は思っていたと言う勘違いは置いておいて、ワヤワヤワヤ〜っと変態して現れたのが10代目の若きデヴィッド・テナントだった。

CEも変な顔(コンパニオンの若い女の子と母親も甚だしく美人じゃなかったしな〜)だと思っていたけど、新しいDTも何か妙に青々したヘンな顔のヤツだなあ〜なんて思いながらも、ドラマ自体は面白かったので放映している間は視続けていた……いつの間にか終わっていたけど。

何年も経って次に観たのがマンチェスター・ユナイテッドの飛行機事故の実話を映画化した『ユナイテッド ミュンヘンの悲劇』で、再起不能かと思われたチームを立て直したコーチで主役を演っていて、随分印象が変わっていた。もちろん歳も取ってるんだけど……凄く普通に人間らしい感じで(笑)

その次が、ジェームズ・コーデンの前任者クレイグ・ファーガソンがホストだった『レイト・レイト・ショウ』で、その日のCFが「今日のゲストは、大好きなモンティ・パイソンとドクター・フーだから興奮してるんだ!」とヤケに嬉しそうだったのが印象的だった回。

この年2014の夏に、『モンティ・パイソン 復活ライブ』がロンドンであって、私はBSで2回放映されたうちの後半しか視てなかった(前半は全く気づかなくて、後半も当日偶然見つけてええ〜っと慌てて視たという)けれど、それでも充分楽しかったからまあ仕方ない。で、ゲストのエリック・アイドルを紹介する時のロンドン・ライブの映像が、何故かマイケル・ペイリンのスケッチ場面ばかりで、メンバーの中で1番MP(嘗ての伝説の吹替は青野武氏)ファンだった私でさえ喜びつつも何でこれ(確か“死んだオウム”とか、だったような)なんだろと訝しんだぐらい(笑)で登場したエリック・アイドルもしっかり何でマイケルなんだい? と聞いていたほど。CFは無反応だったっけ。

次に登場したデヴィッド・テナントはやっぱり印象が違って、マンUの悲劇の時より若々しい感じに見えて、またまた不思議な気分になったのだった──こういうタイプの俳優ってあんまり見た事がないなと言う感覚が生じて、本当に数少なくしか見てなくてファンでもないしよく知らないのにずっと記憶に残ってしまう──普段は殆ど忘れてるんだけど。

そして一ヶ月ちょっと前に1話だけ放映されたのを、あっレイト・レイト・ショウ以来2年ぶりのデヴィッド・テナントなんだ、じゃあ視てみようと視てみたら、中々面白かったのでCATVお得意の1話だけ放映とかシーズン一挙放送とか、ああいうのやめてほしいな〜、普通に週イチのレギュラー放送をとっととやってくれた方がよっぽどいいのに──とこれはずっと前から思っていた事だけど──と思っていたら、今夜9時半〜今度は3話だけ放映するらしい。しっかりTV局の手口にハマっている我ながら、なので待ち遠しい(笑)

それにしてもこの人は、日本ではそれほどでもない感じだけど(カンバーバッチとかファスベンダーとか矢鱈とよく見かける人達とは違って)本国では物凄く人気のある俳優で、しかもむしろ舞台が本業の実力派なようで、歴代ドクターでも1番人気らしい。パッと見、ちょっと地味な風貌に感じているので、またまた不思議感が増大中。

最近は超記憶症候群の女刑事モノ『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』はシーズン2からケヴィン・ランキンがいなくなっちゃったのが何だかな〜と寂しかったけれど、まあ、視る前は英モノかと思っていて、始まったら元シュトッキンガーやら元フリッツ(どっちも@REXで)が出て来て、あらオーストリアものだったんだと分かった『お葬式から事件は始まる』が中々楽しくて結構お気に入りになっている。
14:33 | visual etc 2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
最近ジョニー・リー・ミラーの顔が面白い☆
だいぶ前にTwitterで誤変換してた、現代ニューヨークで薬物依存症のリハビリがてら操作じゃなくて捜査活動してるシャーロック・ホームズとワトソンの『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY/Elementary』がなかなか面白いのです。これ初めて予告編を視た時、ワトソン君がルーシー・リューと聞いて「えっ、それってどうなんだろ〜?」と思いつつ、視はじめたらこれがなかなか面白くって!

最初視てすぐ、あのアイダンじゃなくてエイダン・クイン(笑)がレギュラーのグレッグソン警部役で出て来た時点であ、これは続けて視ようと思ってしまったけれど、それだけではなく、主役のジョニー・リー・ミラーという人の顔が実に良く動いて表情豊かで面白く──額が広〜く眼が顔からはみ出しそうなぐらい大っきく、鼻は高〜く、口はまるでアニメのルパン三世のような歪み方をする──こんなに良く顔が動く俳優って見たことがないと思ってしまっている今日この頃。

と言うと、ジム・キャリーやジョニー・デップだって顔がよく動くじゃないかと言われそうですが、彼らの表情はオーバーアクトな動きであって全然違う……この人はごく日常の表情が凄くよく動いて、ふうむと考え込んだ時の眉や眼や口元、グループセラピー中に自己催眠をかけている時の虚ろな眼なのに一点凝視、様子がおかしいので「大丈夫?」とワトソンに声をかけられた途端に「扁桃体!!」と叫んでガバッと立ち上がったり、推理をしながらやたらと喋りまくっている時に突然固まって真相に気づいた時もこれまたやっぱり一点凝視、あごに手を当てて指を妙に細かく動かして何をしてるかと思いきや「ヴァイオリンを弾いてるんだ、極小のね」と何故かドヤ顔でのたまうし、睡眠中のワトソンを起こしたり人が訪ねて来た時に、唐突にどうしちゃったんだというぐらい大声で「ワトソン!!」と叫んだり(必ず側にいる人がギョッとしてビクッとする……“^。^;)等々等々、とにかく視てるだけで無闇におかしいと言うか面白い。

そして今回このドラマを視るまで全然知らない俳優だと思っていたこの人は大雑把に『第一容疑者3』『トレインスポッティング』『イーオン・フラックス』『ダーク・シャドウ』『ビザンチウム』などなどに出ていたとimdbが言う(笑)もんでかなり愕然としてしまい……何で今まで気づかなかったのか、こんなにツボにハマる顔した人なのにっ!? と。物凄〜く不思議でならない、迂闊にも不覚にも。

で、Youtubeなんかでトレインスポッティングや第一容疑者を視てみたら、今頃になってあ〜これだったのかと。ユアン・マクレガーしかまともに見てなかったようで(笑)はあるけれど、若い頃は可愛過ぎて気にも止まらずスルーしてたような感じかと。そうやってあれこれ見ていてimdbで見つけてしまったのが、トレインスポッティングの続編らしい映画『Porno』でキャストもユアン・マクレガー(rumored)とジョニー・リー・ミラーしか載ってない、ダニー・ボイルのまだ(announced)段階の最新作があるらしい。これは結構オッと思って今から早々と楽しみな感じ──しかしimdbは見ているとどんどん芋蔓式に色々出て来て、ダニー・ボイルは現在撮影中が『Steve Jobs』だとか。しかもジョブズ役がマイケル・ファスベンダー!──アシュトン・カッチャーの『スティーブ・ジョブズ/Jobs』がついこの前あったばかりな気がするのに、これにはかなりビックリ。しかもダニー・ボイルならいやが上にも過剰に期待してしまうのは確実だから、もう余計に。

話は戻って、最近どうもユアン・マクレガーがもう一つヨワいというかあんまり面白い役柄を観ていない──これはひとえに去年秋、極悪人だったと言う『ガンズ&ゴールド/Son of a Gun』を見そびれたせいだとは思うけれど、去年の、支配的な女2人のバトルに心優しい男たちがお先にお二方から撤退させていただきますみたいだった8月家族にしても、ポール・ベタニーが面白かったチャーリー・モルデカイにしても、オマケに荒野はつらいよのカメオ出演なんて全く記憶にないし……状態で、何かここしばらく物足りなかった気分だったので、ジョニー・リー・ミラーとの共演はエラく楽しみだなあ〜と。

で、ジョニー・リー・ミラーは、ホームズを視ているうちにこの顔が描きたい! とずいぶん久しぶりに思った人というか顔で、それは映像や写真を見ずに、記憶だけで描けるようになりたいという──何も見ないで記憶だけでその顔が描ければ、その顔が自分の手に入ったと、眼と手が一致したと思える、そういう状態にしたいなと──で、新聞紙にボールペンで描いてPhotoshopで色づけしてみました。短く刈り込んだ頭と広〜いオデコにデッカい眼、ヤケに高い鼻に無精髭、そして面白い特徴的な口元……まず手始めにと言うコトで(笑)




22:19 | visual etc 2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
あの俳優がこんな所に! という気分だけでも楽しめた『ホワイトハウス・ダウン』と
ジェイミー・フォックスはやっぱりいいよね〜♪とまずはそれからだけど、「俺の、エア・ジョーダンに、触る、な!」はけっこう笑えた。他にもちょこちょこ笑えるシーンもあったりして、この人が出てる映画は大体、大丈夫という感じが個人的に勝手にある。それと、ホワイトハウスの色々な場所がたっぷり見られたのも面白かった。監督は、ホワイトハウスそのものが一番の主人公だと思っているみたいな発言をしていた気が……。チャニング・テイタムはほとんど知らない人だけど、去年の『エージェント・マロリー』に出てたらしい……全く記憶になかった。『コーチ・カーター』にも出てたらしいけれど、これはもちろんもっと(笑)記憶にない──今回でまあ憶えたというところかな。

とにかく脇役が面白いというか、あれ〜この人がこんなところにひょっこりとというパターンがヤケに多くて──そもそも最近ハリウッドのアクション映画は破壊爆発炎上大音響ド派手な特撮真犯人は実は……等々等々ばっかりなので、どんなにスケールがスゴくても大体パターンが似たり寄ったりで展開もラストもほぼ予想通りでええ〜っとオドロく事はまずない、ので──まあ、おおこの人がってのを見つけて喜ぶために観ているような今日この頃なのです。

その点、この映画は実に楽しめて、特にCATVの海外ドラマ好きなんかにはうってつけ(笑)です、ホント。

今年個人的には3度目のリチャード・ジェンキンス(『キャビン』『ジャッキー・コーガン』)は何だかもう定番な気配すらして、出て来ただけで喜んじゃう自分。マギー・ギ(ジ)レンホールは来週観る予定のジェイクのお姉さん。ジェイムズ・ウッズは出て来た瞬間に絶対ワルそうに(笑)見えちゃうし……これは全然ネタバレにも何にもならないぐらい早々と犯人の名乗りをあげていた。武装集団のリーダー格、ジェイソン・クラークはどうも見た顔だぞと思っていたら『欲望のバージニア』で不死身のボンデュラント兄弟の次男を演ってたのを思い出したけど、まさかの『ゼロ・ダーク・サーティ』にも出てたらしい、こっちはほとんど記憶にないとは言え知らないうちにこの人も今年3度目だったんだ、そりゃ見た顔だよなと。その武装集団の一人で、ちょっとイッちゃってる感のあったケヴィン・ランキンは、ずいぶん前のシーズンのNCISで、スゴ〜くナサけな〜い役で出てたヤツだよなあと思い出したのでちょっとIMDBを覗いてみたら、大量のTVドラマに出まくってる(ライ・トゥー・ミー、メンタリスト、アンフォーゲッタブル、ロウ&オーダー、CSI、FBI、その他もろもろ)人だった。

そのNCISでは2代目海軍長官役マット・クレイヴンもおっと出て来たか(笑)という感じで登場、ハッカー役、ジミ・シンプソンもCSIやらハウスやらに出ている見覚えある顔、でハウスの部下のタウブ役ピーター・ジェイコブソンは副大統領の側近(?……多分)で現れ、ミディアムの旦那ジョー役のジェイク・ウェバーは大統領警護官の一人で登場、という具合に次から次へと出て来るわ出て来るわ状態だったのだ、昨日は実に全く。それにしても勇敢過ぎる女子小学生、娘のエミリー役ジョーイ・キングが真の主役だったかも知れない気もしますが、この子もCSIとか色々出ているみたいで、アメリカの俳優なら誰でも1度は出ているCSI、なのかな最近は。

しかしある意味、極めつけ(笑)だったのは副大統領役マイケル・マーフィー(昔から全然ファンじゃなかったけど)です、やっぱり。何と言っても『コンバット!』の『オフ・リミット』では、病院でカービーの横のベッドに寝ている負傷兵で、ゴシップ好きのお喋りでカービーを怒らせてたり、『生きる』では珍しくいい人、弟のジョーイと勘違いして死んだドイツ兵を抱きかかえながら山から下りて来た錯乱しているサンダース軍曹を助ける戦車兵1の役。これが長い長いリストの一番最初にある、アルトマン映画によく出ていたちょっとイヤミな役を演ったら実に良くハマる人、ファンじゃなくても妙に嬉しい気分になってしまったけれど、現時点でこの映画がリストの最後になっているというのはちょっと気になる感じ……これが引退、なんでしょうか?

2本目は、予告篇&チラシ通りに下らな過ぎてバカ過ぎて、幼稚で下品そのまんまだったけど、最初っからよっぽどヒドいんだろうと、大枚1000円をドブに捨てる積もり(笑)と思って観たせいか、それほどでもないじゃんという印象──これが宣伝のテにハマったという事なんだろうけれど。でもこれも俳優を楽しむという点ではそれなりだったというか。デニス・クエイドはホントに落ち目の破れかぶれの人みたいに見えたし、グレッグ・キニアってこんなにスッキリした2枚目だったっけ? と見直しちゃったり、『インポッシブル』の演技がとても印象的だったナオミ・ワッツが実生活上の旦那さんのリーヴ・シュライバーと夫婦役でトンデモ自宅教育を息子に施す両親でけっこうオドロかされ、iBabeのCMはけっこう笑え、『エンド・オブ・ホワイトハウス』で主役だったジェラルド・バトラーは不気味な妖精がけっこうなインパクトあり、あんなに美女のハル・ベリーがどんどんゲームでエスカレートし、まさかここまでやちゃうんだ(笑)ってぐらいに行っちゃってたし……。堅物イメージでしか知らないテレンス・ハワードもへええっとオドロくミもフタもないバスケ・コーチでずいぶん意外だった……等々、等々。でも、客の入りは少なかったし、来週はもう1日に1回だけ上映の模様。結構早く上映打ち切りになりそうな気配はとっても濃厚だなあ〜。
22:41 | visual etc 2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
フロスト警部とジャックとその他の雑談
前から何でなんだろうと思っていた──ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ、ジョン・マイケル・マローン、ジョン・ジェームス・マッコイ、ジョン・ジョセフ・ニコルソン……などなどがみい〜んな「ジャック」と呼ばれる(&名乗る)のは何の不思議もないけれど、何で、ウィリアム・エドワード・フロストがいつもみんな(上司も部下も同僚も恋人も)から「ジャック!」と呼ばれ、自分でも初対面の人に「ジャック・フロスト」と名乗るのか? って……まったくどうでもいい事(笑)ではあるけれど。でもこの事については、本でもドラマでも読んだ事も視た事も聴いた事もないような気がする。何かしら深〜いワケがありそうな気がするんだけど、そんな事を気にする人はどうもちっともいないらしいなあ……。

それはともかく、1994年『クリスマスのフロスト』 1997年『フロスト日和』 2001年『夜のフロスト』 2005年は他の作家と一緒の短篇集『夜明けのフロスト』 2008年『フロスト気質/上・下』以来、確かフロスト気質の後書で、あと2作はありますからお楽しみにとか何とか書いてあったはずなのに、その後一向に出て来ないのはどうしてなのかな〜と、これまたずっと疑問に思ったままなんである。ドラマの方は途切れないループのごとくグルグルグルグル再放送につぐ再放送につぐ再放送が延々と続いているので、時々ついまたうっかり視ちゃったりするコトもある(笑)けれど、別に疑問は解けないもん。

1999年『Winter Frost』と2008年『A Killing Frost』は一体いつ出るんだろう?──いくら何でももうそろそろ出してほしいものなんである。後、ハヤカワのミステリ・マガジンに掲載された事があるらしい『Just the Fax/ファックスで失礼』という短篇も読んだ事ないから読んでみたいなと。

ところでどうしようかと迷ったまままだ観てない『ホビット 思いがけない冒険』で主人公のビルボ・バギンズを演っている、何だかとってものどかな顔のマーティン・フリーマンは『シャーロック』でもジョン、『ラブ・アクチュアリー』でもジョンだったけど──彼が「ジャック!」と呼ばれているシーンは1度も視てない(笑)なあ……そういうタイプじゃないってことかなと。ただあれこれ眺めていてついさっき知った『ホット・ファズ─俺たちスーパーポリスメン!─』にも出てたらしい。けっこう無茶苦茶な映画だったような気がするけどどんな役だったんだろ。それともっと驚いたのは、ずいぶん前に録画したまままだ視てない『レンブラントの夜警』でレンブラントの役をやっていたらしい。主役じゃございませんか。やや、これはオドロイタ。早速探してみましょうか。

22:07 | visual etc 2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ユアン・マクレガーが出る『エージェント・マロリー』の広告が……
今日、今さっき初めて気づいたんだけど、何ヶ月か前からツイッターやらで書いていたユアン・マクレガーが出る『エージェント・マロリー』(原題HAYWIRE──ヘイワイヤー)のGoogleの写真広告が、このブログの右横に表示されているのにビックリ(笑)しておお〜っと思わず喜んでいるわたくしめ。9月28日から公開だからもうすぐだ〜……何しろ半年前くらいから一体いつなのかなあ〜と待っていた(笑)ヤツだから。

……で、何ヶ月か前に見たときは、神奈川で上映される映画館がエラく少なく、この分じゃまだ1度も行った事ないけど、有楽町駅前のヒューマントラストシネマ有楽町って所までわざわざ行くしかないのかなあ、めんどくさいなあ〜ブルク13でやってくれればいいのになあ、とかボヤイていたんですが、今日改めて上映館を確かめてみたら、何とブルク13でも上映されると掲載してあったからこれでますますご機嫌に(笑)なってしまったのです。

今年に入ってから映画見に行くっていうと、やたらブルク率が高いのにはワケがあるのです。ここより以前に出来ていたシネコンで大体どこでも感じる文句というかイチャモン(笑)というかのあれこれが実にいい具合に解決されているから。

☆まず、座席の背が高くゆったり寄りかかれて座れる。
☆しかも前後の高低差が高く、前の人の頭でスクリーンが変形するという不快感がまったくない。
☆またそれぞれの座席の全てに両側に専用の肘掛けがあり、隣の人と肘がぶつかる不便もない。
☆それと、チケットが機械で買えて、速い。

まあ基本的にはこの4点だけで、断然快適に映画を観るコトが出来ます。これまでに行った事がある神奈川や東京のいくつかのシネコンでは、座席の背もたれは肩ぐらいまでだし、前に背の高い人が座ったりしたらもうずうっとその頭が視界に割り込んで来るので気になっちゃうし、知り合い同士で隣に座ってればそこら辺は暗黙の了解で肘掛けをお互いに譲り合えるけれど、たまたま全然知り合いでない人が両隣でなおかつその2人ともが肘を張って来た時にゃあ、もう窮屈で窮屈で2時間弱〜3時間じいっと我慢してなくてはなりませぬ……これは実にまったくツラい状態で見終わった後にはスゴ〜い肩凝り(笑)──そんなこんなの、ユーザーの不満、不快をちゃんと解消して作られた映画館(これはなかなかスゴく立派な姿勢であるぞと強く感じます)なので、何かと言うともう最近は映画=ブルクみたいな状態。観たいなと思う映画があると、まず横浜ブルク13で上映されるかどうかを確認するのが最近の私の条件反射になっちゃっております。

有楽町駅前が、数年前からずいぶん変わって、あの丸井の入ってるビルに映画館があったなんてこの映画の上映館を初めて調べるまで全然知らなかったので、1度ぐらいは行ってみようかなとは思ってたんですが……ブルクでやってくれるなら、やっぱり近場が一番だもんね〜(笑)ってことで、嬉しいなっと。

まあでも、それより前にデンゼル・ワシントンの『デンジャラス・ラン』や後いくつかは観る予定なんですが。
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18:09 | visual etc 2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
最近妙〜に思う事があって……どうでもいいけれど
7月初めあたりに『崖っぷちの男』のサム・ゥワーシントン(って、どうしても聴こえてしまう(^b^;)んだなあ、もあ〜っとした響きに)を見たり、そのもうちょっと前の『スノーホワイト』やそろそろ始まる『アベンジャーズ』のクリス・ヘムズワースをみたりしているうちに──他にも例えば、もうすぐ公開の『デンジャラス・ラン』でデンゼル・ワシントンと共演するライアン・レイノルズとか、ジェームス・フランコとか、何と言うか最近似たような顔した若手〜中堅俳優が妙に多くないだろうか……?

とびっきりの絶世の物凄い(笑)ハンサムではなく、目鼻だちにこれっ! と言った特徴もなくいたって普通な感じ、地味と言えば地味、感じは悪くないけど……みたいな。まあ、ジェームス・フランコは甘みがあるので、ちょっとはスターっぽい雰囲気はあるかなとも思うけれど、何か妙に同じような印象の顔した俳優が目白押し(?)に感じてしまうのは私だけの錯覚なのか。そう言えば俳優じゃないけどガイ・リッチーもそんな感じの顔してる気が。

……で、思ったのが、暑苦しいまでに特徴のある超美男子、強くてくっきり、パキッとしていていかにも見るからにスターですっみたいな顔って、今はあんまり求められていないのかそれほどウケないってコトなんでしょうかね。boy next door的な人の方が人気を集めてるのかも?……こういうタイプの顔のハシリ(笑)ってバリバリ現役ではあるけれど、マーク・ウォルバーグとかマット・デイモンとかあたりかなあ。それよりもっと前って言うとあんまり思い浮かばないんですよね、う〜んん──という、まあホントにどうでもいいコトですが、ツイッターじゃはみ出しちゃうのでこっちでつぶやいてみました。
18:02 | visual etc 2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
『普通じゃない』の脇役で思い出し笑い……。
この前続けて録画したキャメロン・ディアスとユアン・マクレガーの『普通じゃない』

何か中途半端な長髪が似合ってなくてヘンな感じではあったけど間抜けっぽさがそれに見合って(笑)いてかなり面白かった。

でも相変わらず、どうでもいい所でひとりウケていたのは、この映画の中で直接の接点はないけれど、ダイナーの親父役でトニー・シャルーブと歯科医役でスタンリー・トゥッチが出てたという、そこら辺が……。

確か名探偵モンクのシーズン4あたりだったと思うけど(ずいぶん前に視たのでウロ覚え)モンクを主役にした映画が作られる事になり、そのモンク役をやる、“やり過ぎなりきりメソッド・アクター”がスタンリー・トゥッチで、最初から最後までかなりおかしいエピソードだった。特にその少し前ぐらいにアルトマンの伝記で、メソッド・アクターというコトバと言うか人種(?)を知ったばかりだった記憶があるのでよけいに、そのオチョクリぶりが強烈だったなあと。

結局、モンクさんの役はあまりに気が滅入るからと言って降板し、今はハムレットを演っているというオチがついて、あらら〜、ハムレットより気が滅入る(笑)モンクさんって何か凄く気の毒過ぎるけどメチャメチャ笑えて、未だに印象に残っている一編だった。

その2人を同じ映画で見るとは! と、やたらとそれに気が取られてしまったのでした。

ところでそのメソッド・アクターなんだけど、超勝手に個人的に一番上手い俳優はヴィンセント・ドノフリオなのではないかとここ2、3年思っていて、FOXでシーズン2までしか放映してくれてない(家では視られないFOX CRIMEでずっと放映中らしい)のが哀しいのです。シーズン3以降も普通のFOXで放映して欲しい〜っと前から強く思っている『ロウ・アンド・オーダー クリミナル・インテント』

でも今日はとりあえず、『ミステリー・イン・パラダイス』を視ようっと。
22:02 | visual etc 2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
まさかの時のスペイン宗教裁判!
今日の午前中TVをつけたら、たまたまグウィネス・パルトロウの『スライディング・ドア』をやっていたので何となく視ていたら、
話は取り敢えず置いておいて、ジョン・ハナーという見た事あるけどそんなには知らない俳優(何かエリック・ブレーデンのハンサムな要素を取っ払って思いっきり童顔にしたような、奇妙な既視感を感じさせられる顔をしている……笑)
がやっていたジェームスという男が、病気で落ち込んでいる母親や、仲間やら彼女やらを笑わせようとする時に必ず言うキーワード(?)で、突然
「モンティ・パイソンなら何て言う?」
「まさかの時のスペイン宗教裁判!」
が登場して思わずウケてしまったのだった。これは何と言ってもモンティ・パイソンで一番大好きだったマイケル・ペイリンが主役のスケッチだったから、数年前にDVDを買っていくつか視た中でもかなりお気に入りのヤツだったので。Youtubeには日本語字幕のクリップがなかったので、ニコニコ動画というのを初めて貼ってみます。







マイケル・ペイリン、テリー・ジョーンズ、そして今ではすっかり大物映画監督のテリー・ギリアムは当時アニメーションでは大活躍していたけれど、本人が出演するのでは、いつもチョイ役(笑)だったのもおかしい。
21:12 | visual etc 2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
シャーロック、ピナ、ヒューゴ──3月の映画館映画。
『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』は珍しくJUGEMで試写会に当たって、2007年12月に観た荒川良々の『全然大丈夫』以来の試写会(笑)だった──これからはもうちょっとあれこれ試写会に応募してみよう、たまには当たるだろうから……。

それにしても、ホームズの原作って、小〜中、高生ぐらいまでに読んだのが最後なので、そもそもほとんど話を覚えてなかったけれど、このモリアーティー教授と最後に滝に落ちるのはさすがに覚えていた──確か『最後の事件』ってタイトルだったかな。でもこの後ちゃっかり復活するから、映画2作目でいきなり最後の事件かとオドロく必要はないらしい(笑)

1作目の映画を観たとき、ホームズでこんな話ってあったっけ??? と疑問をずっと感じていたのが、これはコミックが原作でコナン・ドイルの小説にはまったく基づいてなかったということをつい最近知って、なあんだ通りで……と初めて納得。とにかく1作目は音のウルサさがあまりにもスゴく、何かガイ・リッチー&ロバート・ダウニー・Jr.で過剰に期待していたのと全然違って、単なるよくあるハリウッド娯楽大作っぽくしか感じられず、物凄〜くガッカリした記憶が強烈に残っていた。

『ロック・ストック(以下略)』のテイストがまったくないガイ・リッチーなんて、ただのそれなり有名ハリウッド風監督かいっ、と毒づきたくなっちゃうような。それに、全身を疥癬にやられ、しかも硬直し、オムツ一丁でののしりコトバを吐き散らしていた姿が恐ろしくインパクトたっぷりだった『歌う大走査線』や、アメリカ版『キスキス、バンバン』でケチな泥棒が追っ手から逃げている時にたまたま探偵映画のオーディション会場に飛び込み、「助けてくれ!」が迫真的だった(そりゃそうだ)ため主役に抜擢されてしまい、役作りで本物の探偵としばらく一緒に行動しているうちに事件に巻き込まれ……などなどの、“ヨゴレな探偵”が面白かったロバート・ダウニー・Jr.が正当派名探偵ってどうなっちゃうんだ?!──のちょっぴり恐いもの見たさ的烈しい興味(笑)の観点からすると、シャーロックには見えないけれど、ヨゴレてもいないというどっちつかずの不完全燃焼気分に陥ったんだったなあ……。

……で、今回。これがなかなか面白かった。期待しなかったのが逆に良かったんだろうとは思うけれど。まず笑える場面がずいぶん多くなっていた。そして、ホームズなのに、ロバート・ダウニー的“ヨゴれ”な面白さがかなりあったこと。本質的な意味ではまったく違うにしても『ヴェルーシュカ』を連想させるシーンが2回あり、しかもけっこうポイントとなる場面で使われていたので印象的でなおかつ可笑しい。オリジナル映画版『ミレニアム3部作』でリスベット役をやってたノオミ・ラパスがジプシーのマダムで大活躍していたのも、楽しめる要素になっていた。

『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』は昔から名前だけは知っていて興味を持っていた“ピナ・バウシュとブッパタール舞踊団”の映画だったので、毛嫌いしていた3D眼鏡をかけなくてはならないのと観たいという気持ちを天秤にかけて、ついに解禁3D(笑)で……ダンスに対するイメージが揺さぶられたり覆されたりするかと思ったら、むしろ自分のイメージをより一層補強され、そういう意味での驚きはなかったけれど、かえってやっぱりそうなんだなという確信が強まったので、自分自身のあらゆる物/事に対するイメージや、勘、思いつき、妄想&想像やらは、このままどんどん押し進めて行けばいいんだと思えたのが嬉しい限り(笑)

全ての動詞を活きるコトがダンス=生命活動そのものであり、しかも普通の或いは特別な景色の中に異和を立ち現せる、景色に異和を放り込む、そしてあらゆる景色を変容するのが、創作活動するというコトなんだよな〜、と。それ以外にはほとんどやる意味もないし必要もない。

『ヒューゴの不思議な発明』は出て来るアイテムが、次から次へとツボ満載(笑)で、駅の壁の内部の時計塔のあれこれの仕組み、文字かと思っていたら絵を描く哀し気な表情の機械人形、ピラミッドのように高く積まれた本の山々、ジョルジュ・メリエスのガラスで出来た映画スタジオなどなど、などなど……そして観ながら、この公安官さんの脚はきっとヒューゴが直すんだろうなとか、このイザベルという女の子はこりゃ作家になるんだろうなとかあれこれ予想してるとその通りになって行くので、ストーリー自体に意外性はさっぱりなくても、そんなことは問題にならない感じ。映画や本や音楽やドラマがこの世にいっぱいあって、いっぱい観られるのがどれほど楽しいコトかという気持ちを改めて再認識させてくれたのだから。

さて4月は、とりあえず今のところ、『スーパー・チューズデイ』と『ヘルプ』を映画館映画リストに入れてみた。何かヘンにバタバタしてる今日この頃なので、行けるかどうかは未定だけど……。

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ビギナーズ、ドラゴン・タトゥー、ものすごくうるさくて……などなど
2月は珍しく毎週、映画館に行った──滅多にないことだけど、けっこう行き始めるとクセになりそう(笑)かも。ここで一段落という感じなんだけれど、まだ気になっていてどうしようかな〜と思っているのが、ピナ・バウシュのドキュメンタリー。監督がヴィム・ヴェンダースだし、これはかなり観てみたい気がするけど、3Dらしい。3Dメガネをとってもマジにかけたくないってのがネック。眼の状態が基本的にヒサン(ヒドい乱視と近視、おまけに左右の視力差がハデに大きく、しかもアレルギー性結膜炎とドライ・アイで、メガネもコンタクトも作れないし使えないという何重苦か?……それなのに、やたらと眼は酷使しっ放しで数十年!……笑)な私には眼が猛烈に疲れてキツそうで……さて、どうしたものか。

すでに観た『人生はビギナーズ』『ドラゴン・タトゥーの女』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の3本、それぞれ全然違うタイプだけれど、どれもなかなか良かった。

"ビギナー"と"ドラタトゥ"には、クリストファー・プラマーとゴラン・ヴィシュニックが出ていて、最初は恋人同士、次では、まあ間接的な関わり。ゴラン・ヴィシュニックはERのコバッチュが前からどうしてもキライで、こんなヤツぁ『プラクティカル・マジック』のDVゾンビ男が一番お似合いだ〜いっとずっと思っていた(笑)のだが、"ビギナー"で暑苦しい顔とデカい図体なのにヘンに無邪気で野方図な感じが、余命わずかな年寄りのゲイである父親には心が解放されるいい相手なんだろうなあと納得させられたかな……。何せ、息子のユアン・マクレガーは最初はかなり戸惑っていたし、ほとんど静かで、感情を滅多に爆発させたりもしないし、いつもどこか哀しそうな雰囲気だったから。で、"ドラタトゥ"では、リスベットを雇っている調査会社の社長(でいいのか?)で、見かけに暑苦しさがあんまりなくて、あれ? っと思ったぐらいだったけど、まあ、ファンになることはないだろうな……。

クリストファー・プラマーはすでにゴールデングローブ賞の助演男優賞を取って、アカデミー賞にもノミネートされてかなり有力視されてるということだけど、"ものうる"に出ていた、ものすごく久しぶりに見た、一言も喋らない珍しいマックス・フォン・シドー(なかなかシブくていい味わいでした)も同じ助演男優賞でノミネートされているので、来週は同い年(1929)の82歳対決が一番の見所かも知れないなあ〜。とは言え、WOWOW見られないからどうしようもないけど。ま、夜の速報ってので分かるし、そのうちどこかで忘れた頃に放映されるんだろう、多分きっと──何だかんだ毎年、授賞式は一応視てるのだから。どのチャンネルで見てるのかきれいさっぱり忘れている(笑)のが我ながらいい加減だ、ホント。

今年はとにかく、観たい映画はグズグズしないでどんどん観に行こうっと。
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